第6回大会

2017年11月11日
「東アジアからみた邪馬台国」
平成29年11月11日(土)13:30〜17:00、文化シャッターBXビル多目的ホール
 
第1部
   講師:宝賀寿男先生(古代史と系譜の研究者)
	「殷・箕子朝鮮と伽耶と日本列島での動向」
     <宝賀先生の言葉>
     海路を往復する古代の人々、天皇家の遠祖は殷王朝の王族か、三、四つ ほどのトーテミズムから
     見た中国中原・朝鮮半島や倭地の上古史、などを考える。
     中国東北部・朝鮮半島から見た古代の習俗・王城・墳墓などを念頭に置くと、邪馬台国の諸問題
     にまで絡まってくる。
     いくつかの結論の一つが、天皇家の遠祖は箕子朝鮮の王族の末裔で、伽耶の高霊あたりから北九
     州に渡来してきたものとみられる。
第2部
   講師:足立倫行先生(ノンンフィクション作家)
古代史の取材を通じて得た日本古代国家の形成」
     <足立先生の言葉>
     拙著『血脈の日本古代史』(2015年12月刊)の約3年におよぶ取材中、遺跡・古墳を巡る さま
     ざまな局面で、宝賀寿男氏の説く仮説の有効性を実感した。
     そこで今回は、その幾つかの例を述べて、宝賀説の傍証としたい。
     〇卑弥呼の女王国連合は「真珠の王国」だった(邪馬台国九州説)
     〇三種の神器とスキタイ神話(大陸の騎馬遊牧民と天皇家の縁) 
     〇神武東征と橿原での即位(北部九州から小部隊の東遷)
     〇桜井茶臼山・メスリ山両古墳の被葬者(崇神朝の国家形成)etc.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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